お題「ウィンタースポーツ」
昨日ぼっちから珍しく雪合戦という話からなのか今日、曲作りをしている最中に雪がつもり始めた
り「…うん、良かったね。雪合戦できるよ」
ぼ「その代償で帰れなくなりましたけどね…」
珍しくやる気が出た私達は数時間くらいファミレスで話していた。そのお陰でザクザクという音が経つほどには雪が積もっていた
そのおかげで電車は止まってしまい、明日まで運行は不可とのこと
り「仕方ないし私の家で泊まる?」
ぼ「え?いいんですか?」
り「流石の私も放置して帰らないよ」
ぼ「あっではよろしくお願いします」
こうしてぼっちは家に泊まることになり一緒に帰ることになった。その道中でも静かに雪が降るお陰で寒い…こんな雪の中ではしゃぐのは子供か犬…もしくは郁代くらいなものだろう。だけどぼっちには面倒という考えはあるものの多少なりは友達とこういう風に遊ぶのって憧れるものらしく通りがかった子供の雪合戦を微笑ましそうに見ていた
り「……」
正直私は雪合戦どころか雪は寒くて今すぐにでもコタツに入りたい。だけど…
り「ぼっち」
ぼ「あっは…ぶっ!?」
後輩の願いを無視できるほど私は鬼畜ではないらしい。気がつくとぼっちに雪玉をぶつけていた
り「これが雪合戦だよ」
ぼ「…な、なら私も!」
り「ふっ…甘いなぼっち 」
1回火がついた私達をいつも止めてくれる虹夏は今はここにはいない、1回当たればお返しに投げ返しての繰り返しをし気がつくと私達はびしょびしょになっていた
り「うう、雪が簡単に溶けるせいでさむい」
ぼ「ふ、服が重い…」
ここまでやるつもりなかったはずなのになんで熱中したんだろう…日が暮れてきたこともあり寒さが倍増し始めたので急いで私の家に向かった
り「ふぅ…ゆっくり出来たね」
ぼ「そ、そうですね」
家に帰ってすぐお母さんが用意してくれていたお風呂に一緒に入ることにした。こういう時にお風呂が広くて助かった…ご飯も食べあとはゆっくり眠るだけ
り「それじゃあ電気消すよ」
ぼ「…あの」
り「どうしたの?」
ぼ「今日はその…ありがとうございます」
り「?」
ゆっくりしていると突然ぼっちからお礼を言われた
ぼ「雪合戦…苦手なのに付き合ってくれましたので…」
り「…たまたま気分が乗っただけ、感想は?」
ぼ「寒かったです」
り「私も」
ぼ/り「…」
ぼ/り「ふ、ふふ」
2人揃って笑い始める。やっぱり私とぼっちは似た者同士みたいだね
り「こういうのは次から郁代に頼んでね」
ぼ「あ、それはやめときます。次の日筋肉痛になりますので 」
り「それもそっか」
ぼ「つ、次はコタツでみんなと寝転びたいですね」
り「私の家、コタツあるし明日やってみようか」
ぼ「はい!」
り「それじゃあ、おやすみ」
ぼ「あっおやすみなさい」
明日は今日と違ってゆっくり出来そう
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ウィンタースポーツ…難しかった…頭が固いせいか決まった側面しか見れないのが課題だなー…柔軟にいきたい(スケボーする山田に憧れるとかでも良かったとか)
学生時代に雪合戦1回くらいやりたかったです!(笑)
2024-02-04 00:32
Comments (6)
ぼっち「そういえば、さっき、虹夏ちゃんが私に画像くれたんですよね、それで、虹夏ちゃんから一言「リョウに、送って、バラすぞって言ったらなんでも言うことを聞いてくれる画像」って言われました、送っていいですか?
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こんなも山田が優しくなれて、ぼっちがしおらしく可愛く、なんだかんだ2人とも楽しそうで…それがすごく自然なもののように感じる…書き手のトムさんの力が発揮されてというのは勿論だけどそれでもここまでのコンビはそう出てくるものではないと思うのだ…世紀の瞬間に立ち会ってる、それだけはわかる
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